グリーンという贅沢

さすが10月!という日々。
昨日はお天気も良いし、何処かお外で読書の秋を満喫しようと皇居あたり北の丸公園へ。
残念ながら徒歩圏内にはそういったところがない。
桜の時期に娘と2人訪れたときには老若男女が芝生に散らばって良い感じだった園内、こんな佳い秋の日も人影はまばら写生をする老人、ベンチでひたすら時を経る老人、と年齢層は高め。ベビーカーを散歩させる若い母親も。そして若い恋人たち。彼は彼女を笑わせることができた。
桜の時期にはロンドンのハイド・パークを思わせた北の丸公園も、秋は少し寂しげでほの暖かく、セキレイは天真爛漫に飛び交い、カラスは色艶良くお喋りは巧み。桜の木々も葉を全て落とすまではまだまだ..金木犀の甘い塊とムラサキシキブのこぼれるような紫の粒の色艶と。(手折りたい)
幼い姉弟は小さい先生と小さい生徒。小さい先生が小枝で地面に文字を書けば小さな生徒は一心に真似て。大地と遊ぶ子供たち
あたたかな秋の束の間の贅沢。