2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧
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英国では8月の最後の日は休日です。 明日から日常がまたはじまるのです。新学年の始まりでもあり、新しい学校に通い始めるかもしれないし、クラス替えがあるかもしれない。たぶん新しい先生になるのかもしれない。転校生が入ってくるかもしれない。更新の時…
結論、夏の京都も悪くない。 暑い、暑いと意識を朦朧とさせ、その犠牲と引き換えに何かが与えられる気がして。 道行という言葉がありますが、何処かへ至る、という行為に含まれるねがい、昔の人の旅の苦労がいくばくなりとも偲べるような気がいたしました。 …
最後の行き先は伏見稲荷。 盆地全方向から発達した積乱雲が空で遂にひとつとなったか、車から降りるころにはゴロゴロゴロゴロと。 行けるだけ行ってみましょう。暗くなる前には降りてきたいものです。 行くも帰るも外国人ばかり。空ではずっと鳴り続けている…
欲張って今度は比叡山へ。 山道はちょっと苦手、早く着かないかな〜。琵琶湖を見おろしながらお弁当タイム。暑い。琵琶湖と、日本海からの湿気を含み、入道雲の大きいこと、大きいこと。天まで届きそう さあ、着きました。ここに昔、弁慶やら悪僧どもが闊歩…
最終日はレンタカーで移動。まず明恵上人の、鳥獣戯画の高山寺へ ちょっとした山道、これ以上遠くないといいな、と思ったころ到着。 山に入った途端、何かが違う、枝ぶりと光の加減が。たしかに、お宅訪問という風情、石水院から望める樹々の枝ぶりも素敵だ…
JR奈良駅へ移動、徒歩で興福寺へ向かう。この選択が間違いのもと。 奈良公園へと至る商店街を行く。う〜ん、これは良くない・・・法隆寺で満たされたパワー全消失。 興福寺は中金堂はまだ建設中。阿修羅たち、八部衆を娘に見せたくて。 何故これほど哀しそう…
娘と2人、JRで奈良へ小旅行。まず法隆寺へ 法隆寺駅からバス、人は多くない。どこか田舎の、といった風情のなかにある法隆寺。境内全体が暑い。地面の照り返しが強く、どこか南国か、中国にでも来たのかと錯覚をおこす。 土門拳の写真で見た、飛鳥時代の建築…
仁和寺と竜安寺にも行きたかったけれど、とりあえず荷物を次のお宿に運んでから考えることに。昼食をとりながらお宿のパンフレットをあけてみると荷物をお宿からお宿へ運ぶサービスがあるのを発見。ええ?それなら安心して動き回れたのに..と恨めしい気分。…
お次はバスで東寺へ。忽然と現れる五重塔 バスを降りて南大門から入るが、入り口は北端からのようなので砂利を歩く、暑い。 講堂の立体曼荼羅は、「世界遺産の京都本」の写真ほど色鮮やかではない。堂内も暑いけれど、ゆっくりたっぷり拝見したい。平安建都…
三十三間堂の次は国立博物館で涼しい時間と昼食でも、と思ったら常設は改装中とのこと。近そうな智積院に寄って長谷川等伯を見ることに。バスを待って乗り、次のバス停で降りる。何のことはない、歩いたほうが早かったみたい。 人影もない、長谷川等伯の国宝…
3日目は旅のなかの旅。ひとり旅。スケジュールをきっちり決めて動くのは苦手でおおまかな感じとその時の気分で次へと動くのが基本。 まずは三十三間堂へバスで移動、初めて。白い砂利の敷かれた境内、靴を脱いで裸足で堂内を渡るのが心地良い。 大きさが違う…
夏の京都も悪くない。というのは、陽も落ちて、藍染の浴衣に着替えて仄暗い灯篭の道をそぞろ歩くとき、時代も自分も人も解らなくなる。境界がわからなくなり、まるで冥界をそぞろ歩いているような気分に。 鴨川に架かる橋の上で月を眺める。これはきっと和泉…
銀閣寺を訪れるのは修学旅行以来。 バス停から哲学の道を辿りつつ暑い、暑いの吐息と共に登る。大観光地、道行く人も意識は朦朧は同様のようで、しかし東山と銀閣の庭園の緑が迫るにつれ期待はいや増す。入るや否や格好良い。総門から中門への参道は椿の大刈…
初日は宿に落ち着き陽が傾き始めてから徒歩圏のあたりをぶらぶらと。鴨川を渡り、平清盛公ゆかりの六波羅蜜寺へ。宝物館の入館料を出し惜しみ、清盛ってほら、悪い奴じゃない(笑)。とはいえ「清盛」と呼び捨てにするのは憚られて小声で「ええと..キヨモリコ…
京都に行ってました。暑いこと暑いこと 「暑い」と何度言ったかしれない旅でしたが果敢に豪華に宝物をさがして 六波羅蜜寺 六道の辻 銀閣寺 鴨川に架かる月 三十三間堂 智積院 東寺 天龍寺 入道雲 渡月橋と渡る月 法隆寺 興福寺 高山寺 延暦寺 伏見稲荷 鳴神…
ほら きこえた 嵐山を駆け昇る天龍の姿 降るの 雄叫びが 水面の波紋は 龍神さまの 小さな雫
数日間更新をお休みします 少し涼しくなりますように
それをはっきりと知らせてくれたのはご他聞にもれずル・クルーゼを使ってからでしたが、鍋の材質、鉄、銅の力はやっぱり凄い、と思います。 夏を乗り切るのに、夏野菜をたくさん食べる、ということを基本にしていますが、トマト、茄子、パプリカ、ズッキーニ…
今朝、ちょっと久しぶりにお弁当を作ろうとしたら、卵がなくてびっくり。 お弁当には卵焼きが必須、と思っています。 冷蔵庫に常備しているのは卵焼き用の「だしみつ」松本忠子のおべんとうの秘訣―便利調味料で手早く、おいしく作者: 松本忠子出版社/メーカ…
皆様如何お過ごしでしょうか。 入道雲を見られた方、羨ましく思います。そもそも上昇気流の発生しやすい地形がないとその雲は見られないのでしたでしょうか。だだっぴろい関東平野が少し疎ましい(ごめんね関東平野) 先程午睡から目覚めると「ママ目が真っ赤…
ピエロ・デッラ・フランチェスカは5本の指に入る大好きな画家 小雨降る日、観光客の姿もないアレッツォの街は静かだった。ピエロのフレスコ画《聖十字架伝説》を観るには丁度良い。予約の時刻に訪れると、他には1組のみ。音声ガイドを各自受け取り、こころゆ…
レ島への到着には、ちょっとした魔法のようなところがある。堂々巡りを続ける円軌道から離脱中の衛星に乗り込むのに似ているといえばいいだろうか。 この島というのが、まさに即自的な島なのだ。平坦なもの。船の甲板。中間的な場所。まったくの偶然からそこ…
ほら、今日も太陽はのぼりました。 たとえ夏が勢いを弱めようとも 蝉がいつか鳴くのをやめるとしても 太陽は明日ものぼるのを 信じないわけにはいかないでしょう たとえいつもどおりの 平凡な太陽だとしても
http://www.heliocompass.com/ 水星と冥王星の結び 金星と冥王星の結び
みみすます古き昔の魂の声はきこえて夢か幻 目にみえぬ葉陰を揺らすざわめきは微動の森も夏を忘れて はるかなるはるかなる日はいつの日か夢か現か寝てか醒めてか 今日は斉明天皇、天豊財重日足姫天皇(あめとよたからいかしひたらしひめのすめらみこと)の面影…
興福寺の阿修羅像の顔を見ては真人をおもう。どういうわけか。 とても気になる人、藤原鎌足の長男、真人(643-665)、僧名は定恵(貞恵とも) 653(白雉4)11歳で遣唐使として入唐し、665年帰国。同年のうちに、百済人の嫉妬により殺害される。とされる。 鎌足はど…
暑ければ 蝉の謳歌も 朦朧と
言語の肯定性はとどまることを知らないのだ。<言葉>なくしては何ひとつなされることがなかった。だから<言葉>は、人間とわたしたち人間とともに、これまでなされたこと、そしてこれからなされることすべての終末を超えていくのである。 無意識は言語のよ…
読み始めるから読み終えるまでのあいだに、というか読み始める以前にいつ読み始めるのか、という問題もありまして...そこで問題となるのが 『失われた時を求めて』 読み終えないことがあらかじめ保証されているような全10巻を怖れているだけなのですが。 「…