過剰な夏は終わらない? 

と思わせるほど悪意に満ちた暑さですが
でも、ある日突然涼しい風を吹かせて、
いったい何を着ればいいの!
と私たちを怒らせてはわらうつもりなのかもしれません。
季節を信じるのもほどほどにしましょうか。
季節は従順だったこともなく、綺麗な円だったこともなく、
いつもその乖離を思い知らされても私たちはそれを確認し、書き留め、嘆くことを続けるだけかもしれません。
しかしその乖離は嘆き、悲しみ、怒り出すだけのものでしょうか。
ある人はそれを楽しみ、その間を、淋しがって逍遥し、とても美しい景色に変えることもないとはいいきれないのでは