果てしないな

ふと、思い出したことを。
保育園児だった頃、課題(?)を終え、することもない私は思索にふけっていた。テーマは「魂について」。人が死んだら体はなくなっちゃうけど魂はのこるでしょ?私はパパとお母さんからうまれたんだからその前の人もいっぱいいるし、私が子供うんだらそのまた子供、そのまた子供ってどんどん増えちゃうし、それをみんながやるんだからこの地球は魂でどんどんいっぱいになっちゃう、魂は目にはみえないけどあるんだから、そんなにいっぱいになっちゃったら絶対に困る、だって魂だらけになっちゃうもん、この地球が。だからきっと魂は再生されるにきまってる。そうしたら魂ばっかりじゃなくて生きている人と同じくらいでちょうどいいから。と、「輪廻」という結論に達したという記憶。
このときに私は「果てしないな」と思った。
果てしない、でもうひとつ思い出したのが、近所の子が持っていたビーチボール。立っているカエルの絵がついていて、そのカエルがビーチボールを持っている!そのボールにはさすがにカエルの絵は描かれていたかどうか、さだかではないのですが、そうするとボールの中にボールを持つカエルがいてそのボールのなかにカエルがいて、ずーっと続いてしまう!「果てしないな」。
三面鏡に顔を入れて、両側の鏡を閉じるようにすると顔がずらーっと並んで「果てしなーい!」
と、ここまでくると、幼いころの私は果てしないことに畏怖を感じていたのでしょうね。おそらく。
もう1つ、このようなブログ?を数えきれないほどの人々が延々と書き続ける、というのも果てしないな、と思う今日この頃。