京都旅 その1

京都観光は2日間。堀川五条のホテルに滞在。観光のお供には数ある京都本のなかからエルマガジン社の「世界遺産の京都本」を選択。

世界遺産の京都本 (えるまがMOOK ミーツ・リージョナル別冊)

世界遺産の京都本 (えるまがMOOK ミーツ・リージョナル別冊)

私の神様、鴨社の神紋、双葉葵の表紙デザインで最高。天気予報は最低、雨、雷雨あるかも、気温も低下とのこと、雷神様お手柔らかにと祈るばかり。
新幹線を降り立った瞬間から予報どおりの雨が降り続くも、翌日目覚めれば快晴、ふたすじの横雲に朝日がさして「京都の朝綺麗!」夫と二人お散歩がてら近くのパン屋さんで朝食を調達。ハムパン、サラダパン、チーズデニッシュなど家族5人分購入、次々と訪れる地元の人、毎朝丹念に愛犬のブラッシングを怠らないおじさんと誇り高い犬の表情がほほえましい。おいしいパン、これでホテルの朝食1人分なら明日もこれがいいね。
まず近い西本願寺へ。広々したお堂、そして唐門、ふむふむ、豪華、イギリスはキューガーデンで見た勅使門のこちらが本物。飛雲閣が見たいんだけど、ときょろきょろしていると係り風のおじさんに遭遇、「飛雲閣はみられますか?」「うーん、私は用務員だからね、わからないけど事務所で聞いてみて。ところで唐門は見た?」「はい、見ました」「キリンみた?」「いいえ」「キリンビールのマークのもとになった麒麟があるから、よく見ていってね」「ああ、麒麟!ありがとうございます」今一度唐門の前へ。ああ、ほんと、麒麟、これだったんだ。事務所で聞いてみると飛雲閣は現在見学は中止していますとのこと、残念。息子が退屈に達している、静かな雰囲気苦手なのよねえ、この子。ではここで夫と息子は鞍馬方面、アクティブ旅へお別れ。
お次はバス9番で義母の希望で二条城へ。二の丸御殿、狩野探幽の襖絵は豪華だけれどあまりにもおきまりなようで、江戸時代にほとんど興味のない私はすーっと通っていってしまう、お義母様ごめんなさい、もっと良く見たほうがよかったのかしら?外へでると雲行きが怪しい。朝あまりにも綺麗に晴れていたので折りたたみ傘をホテルに置いてきてしまった私。義母も娘もちゃんと持っているという。夫と息子にも「持っていったほうがいいわよ」と持たせたというのに。二条城を見たらお昼にしようと思っていたけれどちょっと早い、休憩所で京都本を見ると、同じ9番バスで上賀茂神社にいけるみたい。「行きましょうか?」「行きましょう」というわけで今回の予定にはなかった上賀茂へ。もうちょっと遠いのかと思っていたけれどこんなに簡単に行けちゃうんだ。雲行きは怪しいながらも濡れるほどでもない。朱い鳥居、わくわくする。