今年の抱負「能楽堂に神出鬼没」

今週のお題は「今年の抱負」。絶妙のタイミングというか、丁度それが気になっていたところで。
元日、おせちを盛り付けるのに夢中で今年の抱負どころではなかった。
2日、初詣で抱負どころではなかった。
3日、息子とちょっとしたことで衝突し、抱負どころではなかった。
次第に、今年は、今年はと、気になっていたところでした。でも今週のお題に参加するつもりはないのでタイトルにはいれないでおきます。
今年の抱負は「能楽堂に神出鬼没」です。今年はできれば能楽堂に足を運びたい、ということです。神出鬼没というのはちょっと変ですが、最近娘と息子でこの「神出鬼没」という表現が議論になってまして。2人とも帰国子女、というわけで、日本語に対してちょっとコンプレックスを持っているようなんですね。娘は小3から中1という大切な期間を日本で過ごさなかったため、自分は何か重大な、あるいは些細なことが抜け落ちているのではないかという疑いをもっているようです。だいたい、スマップのことも知りませんでしたから。息子はいろんな点で姉に勝てないことも多いため、なにかしらで勝ちたい、という気は当然ありまして、弱点を見つけてはそこをつつくわけです。山田優ちゃんとウェンツ君の車のCM、優ちゃんが現れるのを見て息子が「神出鬼没」と言います。娘が「え?」と言う。「神出鬼没の意味言ってみて」と息子が言う。「たまに現れる」と娘が言う。「それでは、不十分じゃない?」と私が言う。「だよね、だよね!予想もしない場面で、突然現れるって、意味だよね!」と、息子が勝ち誇ったように言う、という具合に。それで思わず私も使ってみたくなった、というわけ。
でもお能は神、というか霊とか鬼は出没するわけで、まあ当たらずも遠からず、で、そこに私が「たまに現れる」と。夫も誘ったら「僕も行く」とのこと。良い年になりますように。