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さあ、今日はこれについて

feu follet(フ フォレ)

どこから始めようかな？
22年ぶりにヤマジ氏の音楽を聴きまして・・
どう考えても22年前、だと思うのだけど？Dip the FlagのLiveに通ってたのは・・
初めと終わりがはっきりしないのですが・・
1987年頃はレピッシュ、ブルーハーツあたりのLiveに行っていた。くっついて、あるいは漫然と、というような感じで。
Dip the Flagを始めて観たのがいつだったのかワカラナイ。でも気がついたらDip the Flagのためだけにライヴ・ハウスに行くようになっていた。渋谷ラ・ママとか新宿JAMとか。ひとりでぽつりと行って、聴いて、帰る。そう長くは続かなかった。短大を卒業して就職し、小綺麗なオフィスで働くＯＬになった私は自然に薄暗いライヴ・ハウスからは足が遠のいた。
それ以来ずっと、ワスレテイタ。

ヤマジ氏と音楽との間には、ある幸せな関係が築かれている。
倉橋由美子初期の短編『囚人』のエンディングにも似た関係。

引用しておきましょう

朝、歪んだ太陽がのぼってきた。Ｋは皮をぬぎ、Ｌを起した。Ｋの内臓は生えそろってＬを待っていた。はげしい太陽のもとでＬはそれを食べつづけた。これがＫの生活のすべてであり、もうかれに会う必要もなく、かれがいてもいなくても世界は同じことだとＫは思いはじめた。朝、よく熟した太陽がゆっくりとのぼってきた...