太陽にふさわしい場所

本日の太陽は眩しすぎるようですので、ボイルのカーテンで過剰な光を遮っております。
このような太陽のしたに、それでもなお出て行きたくさせるには、それにふさわしい場所でなければならないように思います。
例えばシチリアの、ジアルディーノ・ナクソスのビーチ。東海岸のエトナ山近く、山の上の観光地タオルミーナから眼下に見下ろすことのできる湾曲したこぢんまりとした砂浜。
青い海、青い空、もう十分というほどの
青い海のなかを覗けばそこは透明な、ひんやりとした水のなかを魚も泳いでいた。私たちが泳いでいる間、海の家の主人が熱心に遠くを見詰めていたその訳は、その海にはしばしば鮫が出没するのだそう。おまけに背後の山肌は炎で焼かれつつあるのでした。(山火事?)
例えば船で至る伊豆松崎も夏の終わりのプライベートビーチと化したころならば。しかしその連絡船も今はないらしい。
憧れるのは瀬戸内の海。訪れたことのない、島々が浮かぶその何処かに、懐かしい場所が隠されているような気がします。
そこではどんな光が水面を照らすのでしょう・・・