邂逅

あるひあるひ おるすばんを しておりますと
窓の外の橋の上に
鹿が立っておりました


前後の記憶が全くなく、鹿(たぶんカモシカ)がそこに居て、それを見た瞬間のおそれ(恐れ、怖れ、畏れ)の感覚だけを憶えている。
それはこのピサネロの作品に酷似して
野生に出会うこと。