「語り止めぬ沈黙」
絵画について論ずること。「語り止めぬ沈黙」としての言語を捉えること。
視覚は、存在の裂解に内側から立ち会うために贈られた手段なのである
言語は<存在>の最も信頼すべき証人となる
存在を差異化し構造化して意味を浮き上がらせる神的な原理としての言語。
「死をうやまうただ一つの追憶は、生の未完結性のただなかに響きわたる彼等の自由の調子を失わないような追憶なのである。」
「道を最後まで辿ってはいない」
「もっと遠くへ行く」
思索の道をさらに辿ること。もっと遠くまで..
『人と思想 メルロ=ポンティ』村上隆夫 より