理研 RIBF

理研(理化学研究所)の仁科加速器研究センターRIBF(RIビームファクトリー)の見学会に行ってきた。鉄塊でできた厚い扉。液体ヘリウムの超低音を利用した超伝導の技術により実現した装置。原子核を光速の70%の速度まで回転させぶつけることにより未知の原子核…

美神通過/2012/06/06

Venus at the Edge 〔Image Credit: JAXA, NASA, Lockheed Martin 〕 金星の太陽面通過。金環日蝕は直接観測はかないませんでしたので科学雑誌Newton付録の日食メガネも準備していたのですが...あいにくの空模様。 仕方なく、といいますか便利なことにUstrea…

ふろくカメラ作成失敗完成

懐かしい『大人の科学』のふろくの二眼レフを作ってみました。梅酒によるほろ酔いの状態で始めたせいか、一箇所重大な間違いをおかしていたことが完成したところで判明し、遡り直して完成させました。

積読主義

量子力学 I (物理学大系―基礎物理篇)作者: 朝永振一郎出版社/メーカー: みすず書房発売日: 1969/12/20メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 51回この商品を含むブログ (20件) を見るお薦めいただいたこちらは朝永振一郎博士の教科書。文体確認のため、まず図…

意識ある原子

たとえば、ひとりで浜辺に立つと、僕の心にはさまざまなことが浮かんできます。 天才科学者の、 波が打ち寄せてくる 膨大な数の分子が 互いに何億万と離れて 勝手に存在しているというのに それが一斉に白く泡立つ波をつくる それを眺める眼すら 存在しなか…

不思議な天才

一泊の温泉行の鞄、ディラックの文庫とフィリップ・ソレルス『ドラマ』を一旦入れた後、借りたのを忘れていたファインマンのエッセイを発見、差し替える。鶯鳴く人里離れた宿、竹林の露天、川のせせらぎ葉のそよぎ、いとも微小なる計算機のおはなし...ファイ…

最前列で, それとも最後尾から.

春休み, 細切れの時間に捲る講義のページ. 最前列で熱心な学生のように全文書き写したくなる. ハミルトンの形式の方程式中のポアソン括弧を, 公式にしたがって交換関係ab-baに置き換えることによって, 直ちに古典力学のすべての方程式から掛け算が非可換であ…

講義の時間

語る数式、ディラックのこちらは教科書『量子力学』ほど語の硬度は高くないものの、数式が自然のあるべきように展開されて(させて)いく様を記述する様が見事です。(理解のほどはともかく)文体が好きで読んでいるから動機不純気味。ディラック現代物理学講義 …

科学は小説より奇なり

理系の棚から。クォーク 第2版 (ブルーバックス)作者: 南部陽一郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 1998/02/20メディア: 新書購入: 6人 クリック: 57回この商品を含むブログ (60件) を見る〈ニュートリノを当てて、出てくる粒子を見る。νeが入ってきてチャー…

『素粒子の宴』

南部陽一郎氏とポリツァー氏の対談(1979年)。若さと臨場感溢れる、素粒子物理学のお喋りが愉しい。 学者同士の相互作用は素粒子のふるまいに似て...素粒子の宴 新装版作者: 南部陽一郎,H・D・ポリツァー出版社/メーカー: 工作舎発売日: 2008/11/13メディア: …

Rings and Moons

http://saturn.jpl.nasa.gov/photos/?category=5 Beyond Southern Rhea Mimas' Flat Spot Cut Off by Shadows Slicing Before Titan Pendent Pair Rings In Between In, Around, Beyond Rings

冒険者の夢 空飛ぶ宇宙船

11月26日 火星まで250日 http://mars.jpl.nasa.gov/msl/ 土星探査機カッシーニhttp://saturn.jpl.nasa.gov/ 太陽系の果てへ、ボイジャーhttp://www.nasa.gov/mission_pages/voyager/index.html

火星探査は終わらない

NASAで準備が進められている次なる火星探査機。今年11月に出発し、来年8月に到着予定。飽くなき天体への探究心。 「ふうん、この子お友達拾いに行くの?」 岩場で動けなくなったスピリットのことを言っているらしい。 名前を火星に飛ばしてくれるというので…

旅の終り

NASA's Spirit Rover Completes Mission on Mars 火星探査機スピリット、ミッションを終える。 http://www.jpl.nasa.gov/news/news.cfm?release=2011-160 2004年から3ヶ月のミッションの予定だったが、6年間にわたり12ものミッションを成功させた。2010年3月…

Mars Rovers

火星探査機くんたちの冒険。 そういえば娘はイギリスのお友達にMars(マーズ)というニックネームで呼ばれることもありましたっけ。

不確定性原理

量子力学によれば、宇宙は厳格で精密な数学的形式にしたがって発展するのだが、この枠組では、ある特定の未来が実現する確率しか決まらない。どの未来が実現するかは決まらないのだ。 何がもっともで何がもっともでないかは、自然にきめさせなければならない…

光は波なのか、それとも粒子なのか

みなさんがこの事実に仰天していないとすれば、前に見たことがあって慣れっこになっているか、ここまでの記述が十分に鮮やかでないかのどちらかだ。 この本のこのような記述が私には愉しい。本日のタイトルについての実験結果の記述に対しての、この記述なの…

The Elegant Universe

光は時速10億8000キロメートルで進む 音は秒速340メートルで空気中を伝わる振動によって運ばれる 太陽のような質量が存在すると、それを取り巻く空間の織物がゆがむ。 空間はたんに宇宙のさまざまな出来事に舞台を提供する受身の背景ではなく、むしろその場…

世界には四種類の力がある

力 力の粒子 質量 強い力 グルーオン 0 電磁力 光 子 0 弱い力 弱いゲージ・ボソン 86か97 重 力 グラビトン 0

ヘリオコンパス

http://www.heliocompass.com/ 太陽系そのものを惑星時計と捉え、地球の「1日・1年」の周期で空間を細分化した時間地図。 これが私の欲しいもの?

1年 365日5時間48分46秒

はじめて暦をつくった偉大な民族は チグリスとユーフラテスの2つの川の流域に起こったシュメル人社会だといわれている。1年を12ヶ月、1ヶ月を30日に分けていたことが、バビロニアの文献にのこっている。もちろん1ヶ月30日では暦はたちまちずれるはずだが、修…